<発毛ってなに?>
発毛とは毛が抜け落ちた場所(毛穴)に再び、毛を生やすことです。
育毛の現状維持や育てるというよりも積極的な言葉として利用されています。
現在は薬剤などを利用した医療的なものが発毛として、従来の育毛とは一線をひくかたちでおこなわれています。
<発毛のサイクルとは?>
頭皮を覆っている髪の毛は、頭部を直射日光や暑さ寒さから護る役割や衝撃から脳を護る役割、体内に入り込んだ有機水銀、カドミウム、砒素毒素などの毒素が毛乳頭を経て体外へ排泄するなどの重要な役割を担っています。
重要な役割を持つ髪の毛は、自然脱毛と同時に新毛が生えて常に同じ本数を維持しています。
このように毛髪が生え替わる周期をヘアサイクル(毛周期)といいます。
ヘアサイクルには個人差があって、早い人で4年、遅い人だと8年位だといわれています。
毛髪のメカニズムについて
髪が伸びる部分は、毛先ではなく毛根部分です。毛根部分にある毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、角質化した細胞を上に押し上げることによって毛が伸びます。
ですから健康な毛髪が作られるためには、毛包や毛乳頭があり栄養状態や血液循環が良く、さらに自律神経やホルモン状態が良いことが大切です。
ヘアサイクル(毛周期)について
髪の毛の一生をヘアサイクル(毛周期)といいます。そして、このヘアサイクルは3つの段階に分けられます。
ヘアサイクルは、「成長期」→「退行期」→「休止期」の段階を経ます。
このサイクルには個人差がありますが、通常4年〜8年で繰り返されているそうです。
薄毛やハゲは、このヘアサイクルが何らかの原因で短くなり髪が完全に成長する前に抜ける事で起こります。
成長期初期の髪は柔らかい軟毛ですが、正常な人の場合は硬い毛に育っていきます。
しかしヘアサイクルに異常が起こると、軟毛の段階で抜け落ちてしまいます。